ハッカソンの目的や当日の流れなどを紹介した前編はこちら。
後編では企画説明会で発表したアイデアの紹介から始めます。
アイデア紹介
説明会で使用した資料を一部HP用に改変して貼り付けます。
※上手く読み込めなかった場合はページを更新してみてください。
<発表者:piyo>
カジュアル寄りのアクションパズルゲーム。Unity初体験なので目標は一画面作成。
<発表者:uedeeen>
Oculus Goでの酔わないVRシステム開発。VRコンテンツ開発の技術獲得がねらい。
<発表者:yottun>
スケールのでかいシミュレーションRPG。高低差のある自動マップ生成とキャラクターの配置に挑戦。ソフト屋だがUnity自体は初心者。
<発表者:fau>
ハッカソンっぽさを追求したネタゲー。1日で作れるシンプルさを追求した。オンライン対戦の技術獲得も今回のねらい。
製作 14:00~
午後は実際に製作に入ります。
……が、午前中に気合を入れ過ぎたのか、メンバーには明らかに疲労の色が。
それでも糖分を補給しながらなんとか手を動かします。
しかしいざ実装を始めると、原因不明のビルドエラーに苦しめられたり、
Unityのオンラインの仕様が変わっていたりと作業は難航します。
徐々にメンバーの口数は少なくなり、Slack上の会話もパタリと止む……。
皆が薄々気づき始めました。
(あ、これやばいやつや……)
午前の意気込みはよかったものの、思ったような進捗を出せず、
当初の目標よりかなりショートした状態で成果発表会を迎えることになってしまいました。
成果報告会 18:00~
企画発表会と同じ順番で、その日の成果物を発表しました。
こちらもSlackにリアルタイムでコメントを投下しながらの観戦です。
各々が目標に達しない中、かなりのローテンションでスタートした成果報告会でしたが、
始めてみるとそれなりに議論が活発になり、まあなんとか結果オーライというやつです。
※成果報告会の画像や動画はありません。あまりにローテンションだったもので(笑)
<発表者:piyo>
目標:メインの一画面をUnityで作り、動かす
→進捗:30%
Unityに触れるのが初めてだったので、ネットの情報を見ながら
チュートリアルとして簡単なブロック崩しを実装したところで終了。
Unity経験者がマンツーマンで指導にあたれれば実装まで進めたかもしれない。
<発表者:uedeeen>
目標:あるぱかちゃん(3Dキャラ)をオープンワールドで動かし、酔わないカメラシステムを実装し、Oculus Go(VR)で確認する。
→進捗:30%
UniVRMを使い、Unityにあるぱかちゃんを召喚するところまでは順調だったが、
Oculus Goへのビルドでつまずいた。どうしてもエラーが解決せずそのままタイムオーバー。
後日確認したところ、結局はAndroid SDKのバージョンエラーだった模様。
<発表者:yottun>
目標:ランダムなマップの生成とキャラの配置
→進捗:100%!!
唯一目標達成した強者。Unity初心者であるにもかかわらず、Voxel Dataを利用した
高低差のある自動マップ生成を難なく実装せしめた。キャラクターを動かすところまでは
いかなかったが、目標通り配置は完了。Unityへの理解がかなり深まったようだった。
<発表者:fau>
目標:完全実装
→進捗:30%
オンライン対戦のプラットフォームとしてphotonの導入を検討したが、この使い方を学習する
ことに大半の時間を費やしてしまい、P2Pでの接続が確立できていることを確認できたところで
タイムオーバー。現在開発中のタイトルの将来的なオンライン化のためにも学習は継続し
オンライン対戦の技術は獲得しておきたい。
最後に
なんとも尻すぼみになってしまった第一回あるぱかハッカソンレポートでしたが、
全体を通してみた時のメンバーの感想は非常にポジティブでした。
とにかくアドレナリンが凄い。知恵熱出るくらい。
次回は成果発表会までしっかりやり切れるように何か対策を考えたいと思います。
また、今回の成果物は宿題で持ち帰ってるメンバーもいるので、
その内どこかでお披露目の機会があるかもしれません。
最後まで目を通していただきありがとうございました!